ドアのはなし
Story of Doors
About Typography "San-Serif" and "Serif"
欧文書体の話し
ドアナンバー
欧文書体は、大きくわけて、古代の石刻文字が起源とされている、うろこのついた、セリフ体(Serif)と、
うろこがない、サンセリフ体(Sans Serif)に分かれます。
ドアナンバーなどを選択する時に、この書体の違いだけでもドア全体の印象が変ります。
セリフ体は、さらに以下のように細かく分類されます。
セリフ部分の形が三角形になっている、伝統的な「オールド・フェイス」
※ Garamond (ガラモンド)やCaslon (キャスロン)など。
セリフ部分の形が細い直線になっている、近代的な「モダン・フェイス」
※ Bodoni (ボドニ)やDidot(ディドー)など。
オールド・フェイスとモダン・フェイスの中間的な書体「トランジショナル」
※ Baskerville (バスカヴィル)、Times New Roman (タイムズ・ニュー・ローマン)など。
サンセリフ体は、さらに以下のように細かく分類されます。
「リアリスト・サンセリフ」
※ Helvetica (ヘルベチカ)やUnivers (ユニバース)など。
「ヒューマニスト・サンセリフ」
※ Gill Sans (ギルサン)やFrutiger(フルティガー)など。
「ジオメトリック・サンセリフ」
※ Futura (フーツラ)、AvantGarde (アバンギャルド)など。